1. 「中学校に入ってから、子どもが完全に英語アレルギーになってしまって…」
「小学校の時は、ALTの先生と一緒にゲームをしたりして『英語ってたのしい!』って言ってたんです。
それなのに、今では英単語の練習をするだけで機嫌が悪くなります」
中学生の保護者様から、毎年必ずといっていいほどお受けする切実なご相談です。
英語は、”得意”か”苦手”か、どちらかに分かれます。皆さんのお子さんは、英語が”得意”ですか?
皆さん、ご存じでしょうか?
実は、現在の日本の公立中学校における英語教育は、かつて私たちが受けてきた英語教育とは完全に別物になっているのですよ。
小学校での「外国語活動(約600〜700語の英単語に触れている前提)」を受けて、中学校の教科書は中1の5月の段階で、自己紹介から現在進行形、助動詞などが猛スピードで登場するような構成に変わりました。
小学校での「外国語活動(約600〜700語の英単語に触れている前提)」を受けて、中学校の教科書が作られています。
ですから、中1の5月にはもう、自己紹介から現在進行形、助動詞まで猛スピードで進む構成に変わっています。
小学校では「遊び」だったのに、中学校ではいきなり膨大な量の単語・複雑な文法を暗記させられる「ガチ勉強」になります。
その甚だしいギャップに追いつけず、入学してたった2ヶ月で英語アレルギー(英語嫌い)を引き起こしてしまう生徒が急増しているのです。
一度英語に強烈な「苦手意識」を持ってしまうと、高校・大学受験において大きなハンデを背負うことになります。
できれば避けたいですね。
2. なぜ英語が「苦痛な暗号解読」になってしまうのか?
人が新しい言語を習得する際、脳は「4つの順番」で言語を処理するようにプログラムされています。
それは、【聞く → 話す → 読む → 書く】の順番です。
しかし、英語にアレルギーを持つ中学生の多くは、このプロセスを完全に無視し、いきなり一番難易度の高い「書く(スペルの丸暗記)」をしてしまいます。
「apple」という単語を見る時、
英語が得意な子の脳内では「アップル」という『音』が鳴っています。
しかし、英語が苦手な子の脳内では「ええと、エー、ピー、ピー、エル、イー」と、アルファベットの羅列(記号)として丸暗記しようとしています。
これは言語の学習ではなく、完全に「意味不明な暗号の暗記作業」になってしまっています。
脳にとってこれほど苦痛な作業はありません。
10回書いて無理やり覚えても、次の日には綺麗さっぱり忘れていっる…
そして「いくら書いても覚えられない自分は、英語の才能がないんだ」と絶望し、テキストを開くことすら拒絶するようになってしまいます。
そんな英語嫌いを克服する唯一の方法は、「いきなり書かせること」をやめ、言語の原点である「音の世界」につれていってあげることです。
3. 英語の魔法使いになる!「フォニックス(音のルール)」の絶大な効果
英語の「音」と「文字」のつながりを最短で理解させるために、欧米の子どもたちが必ず学ぶメソッドがあります。
それが「フォニックス(Phonics)」です。
日本では「ローマ字」を先に習うため、多くの子どもが英語もローマ字読みしようとします。「c・a・t」をローマ字で読むと「カ・ア・ト」になってしまい、「キャット」と結びつかない子がたくさんいます。これが混乱する原因です。
フォニックスとは、「アルファベットの名前(A:エー、B:ビー、C:シー)」とは別に、「アルファベットがどんな音を出すか(A:ア、B:ブ、C:ク)」という『音のルール』を学ぶ学習法です。
例えば、
・C は喉の奥から出す「ク(カッ)」という音
・A は「アとエの中間の音」
・T は舌を弾く「トゥ(タッ)」という音
このルールを知っていれば、「c・a・t」という文字を見た瞬間に「ク+ア+トゥ = キャット!」と、初めて見る単語でも自力で「音の足し算」をして読めるようになるのです。
■ 「読める!」という快感がアレルギーを吹き飛ばす
フォニックスを少し学ぶだけで、子どもたちの英語に対するアレルギーは減少します。
「あ、この『s』はスッて音だから、stationはステーションって読むんだ!」「『m』はムッて閉じる音だから、roomはル・ウ・ムでルームか!」
「暗号」だったアルファベットが、「音」に変わるのです。
この「初めて見る単語でも、なんとなく読める!」という成功体験こそが、英語アレルギーを吹き飛ばす最大の特効薬です。
読めるようになれば、不思議と「書く(スペルを覚える)」スピードも3倍以上に跳ね上がります。
「音」と「文字」が脳内でしっかりとリンクするからです。
4. 英単語を「書かせない」授業の実施
大育進学センターでは、「英単語練習をノートに書く」ことを強制していません。
ただ書いても意味がないからです。それは作業にすぎません。作業では記憶に残らないのです。
■ 徹底的な「音読」シャワー
最初は、発音練習(インプット)を繰り返します。
「apple(アポー)」「water(ワラァ)」と、ネイティブに近い音で音読させます。
LやRの発音練習などもして、単語を口と耳で覚えるようにしていきます。
発音できないと単語を覚えることができませんからね。
その単語の意味も一緒に覚えていきます。
■ 「文法」より先に「意味のカタマリ(チャンク)」で捉える
長文を読む時も、「主語がどれで、動詞がどれで…」というパズル(文法解析)のような読み方は最初はさせません。
「I go to school / with my friends.(私行く学校へ / 友達と一緒に)」といったように、ネイティブが認識している「前から順番の『意味のカタマリ(チャンク)』」ごとにスラッシュを引き、そのカタマリごとに音読をして意味をとる練習をしています。
「英語は暗号じゃない。言葉なんだから、日本語みたいに前から順番に伝えたいことを伝えてるだけなんよ」
これを体感してもらっています。
5. まとめとご提案
お子さんが英語の宿題で「ええと…t、o、m、o、r、r、o、w…」と呪文のように一文字ずつアルファベットを唱えながらノートに書き写していたら、それは危険信号(暗号解読モード)です。
「単語を覚える時は、必ずその単語を声に出して読みあげるといいよ(音を出す)」と伝えてあげてください。
アルファベットの綴りではなく、その単語の「音」と仲良くなることが、英語マスターへの近道です。
「もう中学生になってしまったのに、今からフォニックスなんて間に合うの?」「親が発音のルーツを教えるのは無理!」
なんて思っている保護者の皆様。
大育進学センターの「音から始める」英語指導にお任せください。
私たちは、どれほど英語を嫌いになった生徒でも、「あ、読める!」「英語ってこういうルールやったん?」と目を輝かせる状態へ確実に引き戻すノウハウを持っています。
中学英語の完全なリスタートを、ぜひ私たちの無料体験授業から始めてみてください!
