夏期講習、無事に終了しました!今年は“仕組みづくり”にも挑戦しました。

目次

予想を超える反響から始まった夏期講習

夏期講習を無事に終えることができました。

今年の夏期講習は、これまでの反省点を一つひとつ見直し、準備の段階からさまざまな改善を重ねてきました。

その結果、当初想定していた人数を大きく上回り、目標の2倍以上のお申し込みをいただくことができました。

中でも 私たち自身も驚いたのがポスティングからの反響です。

配布したチラシは、わずか500枚ほど。それにもかかわらず、8件ものお問い合わせをいただきました。

一般的にポスティングは、たくさん配ればその分だけ反響がある、という単純なものではありません。
「1万枚配布して、ようやく1〜2件のお問い合わせがあるかどうか」という話も珍しくない世界です。

そう考えると、500枚で8件という数字がどれだけ異例か、おわかりいただけるかと思います。

これは単に「チラシが当たった」ということではないと思っています。

・どのようなことで保護者や子どもたちが困っているのか。
・夏休みという限られた期間に、塾として何を提供できるのか。
・どのような生徒さんのお力になれるのか。

そうしたことをスタッフで何度も話し合い、ブラッシュアップを重ねながら準備をしてきました。

「とりあえずチラシを作って配る」のではなく、誰に、何を、どのタイミングで伝えるのか。

そこをしっかりと考えたうえで実行したことが、今回の結果につながったのだと思っています。

私たちが考えていた夏期講習の方向性と、地域の保護者の方が求めているものが、大きくずれていなかった。だからこそこの反響をいただけたのだと感じています。
今後の塾づくりを考えるうえでも、大きな手ごたえになりました。

これは、今後の塾づくりを考えるうえでも、とても大きな手応えになりました。

「何をする夏期講習なのか」を説明会で共有する

そして、もう一つ印象的だったのが、説明会にお越しいただいた方の多くが、その場で入塾を決めてくださったことです。

私たちは説明会で「ぜひ入塾してください」と強く勧誘したわけではありません。

まずお聞きするのは、保護者の方が今、お子さまの学習について何に困っているのかということです。

「数学が分からなくなってきた」
「英語を最初からやり直したい」
「勉強しているはずなのに点数につながらない」
「家ではなかなか勉強できない」
「このまま2学期を迎えて大丈夫なのか不安」

同じ「勉強が心配」というご相談でも、その中身は一人ひとり違います。

ですから、まず現在の状況を伺い、保護者の方が希望されていることを確認したうえで、その希望に近づくために塾では何ができるのかを具体的にお伝えするようにしています。

そして、「夏期講習に来てください」とお誘いするのではなく、

この夏に何をするのか。
どこまでを目標にするのか。
そのために、どのように授業を進めるのか。

ここまでをできるだけ具体的に説明し、共有します。

もちろん、短い夏休みの間にすべての苦手を克服できるとは限りません。長い時間をかけて積み重なった学習のつまずきであれば、夏休み以降も継続して取り組む必要があります。

だからこそ、できることと難しいことを曖昧にせず、「この期間で、まずここまでを目指しましょう」という見通しを保護者の方と共有することを大切にしています。

説明会の場で入塾を決めてくださる方が多かったのは、授業料や時間割といった条件だけではなく、こうしたやり取りを通じて、

「ここなら、子どもの今の状況を見たうえでこの子に合った勉強を考えてくれそう」

と感じていただけたからではないかと思っています。

今回、多くの方にお越しいただけたことはもちろんうれしいことです。

ただ、私たちが本当に大切にしなければならないのは、「たくさん入塾していただいた」という結果そのものではなく、そのときお話ししたことを、その後の指導で一つひとつ形にしていくことだと考えています。

夏期講習でお伝えした目標が、その後どうなっているのか。
できるようになったことは何か。
まだ時間が必要なことは何か。
次に何に取り組むべきなのか。

そこまで継続して見ていくことが、塾としての責任です。

今回いただいた多くのご縁を、単なる「夏期講習の成果」で終わらせず、一人ひとりの生徒さんの成長につなげていく。

それが、これから私たちが結果でお返ししていかなければならないことだと思っています。

「こんなことができたら」を形に。塾専用アプリへの挑戦

今回の夏期講習では、授業内容だけではなく、システム面も大きく強化しました。

当塾では以前から、塾運営のためのアプリを契約して利用しています。入退室の確認や各種連絡など、とても便利な機能があり、日々の教室運営には欠かせないものになっています。

ただ、実際に毎日使っていると、

「こんなことまでできたら、もっと便利なのに」
「保護者の方が自分で簡単に操作できたらいいのに」
「塾側でも、この情報が自動で反映されたら確認しやすいのに」

と感じる場面が少しずつ出てきます。

既存のサービスには、たくさんの塾で利用できる汎用性という大きなメリットがあります。

一方で、大育進学センター独自の授業の仕組みや運営方法に、すべてをぴったり合わせることは難しいのです。

それならば、

「大育進学センター専用のアプリを作ってしまおう!」

ということで、新しい挑戦を始めました。

現場を知っているからこそ、作れるものがある

中心となってシステムを構築しているのは、当塾でスタッフ兼講師として働いている息子です。

普段から教室に入り、講師として生徒さんと接しながら、スタッフとして教室運営にも携わっています。

だからこそ、

「保護者の方は、ここで迷うのではないか」
「先生側は、この情報が一つの画面で確認できた方がいい」
「この作業は毎回手入力するのではなく、自動化できる」

といった、実際に教室を運営しているからこそ気づける部分をシステムに反映することができます。

一般的なシステムに教室の運営を合わせるのではなく、教室の実際の動きに合わせてシステムを作る!

まさに、「痒いところに手が届く」アプリを目指して作成しました。

夏期講習で「授業申込アプリ」が大活躍

その第一歩として、この夏に開発したのが、「夏期講習 授業申込アプリ」です。

これまで夏期講習のスケジュール調整は、どうしても人の手に頼る部分が多くありました。

通常授業とは違い、夏期講習では生徒さんによって受講日数も時間も異なります。
変更があれば、そのたびに確認し、空き状況を調べ、スケジュールを変更する必要があります。

人数が増えれば増えるほど、この作業は複雑になります。

そして、事務作業に時間を取られれば、その分、本来最も時間を使いたい生徒さんの学習状況の確認や授業準備に使える時間が減ってしまいます。

そこで今回は、授業のお申し込みや変更などをできる限りシステム化しました。

保護者の方には、ご都合に合わせて授業時間を選択していただき、アプリから簡単にお申し込み・変更ができるようにしました。

塾側でも、「誰が・いつ・何時から受講するのか」を確認しやすくし、スケジュール管理にかかる作業を大幅に減らしました。

この夏、当初の目標を大きく上回る生徒さんに夏期講習へご参加いただきましたが、大きな混乱なく夏期講習を運営できた背景には、このシステムによってスケジュール管理を整理できたことも大きかったと感じています。

一見すると、授業そのものとは関係のない、地味な改善かもしれません。

しかし、私たちはこうした部分も大切だと考えています。

塾にとって便利なだけでは意味がありません。

保護者の方にとって分かりやすいこと。
手続きに余計な時間がかからないこと。
必要な情報を確認しやすいこと。
そして何より、そこで生まれた時間を、生徒さんへの指導に還元できること。

システムを導入する目的は、「最新のものを使っている塾」にすることではありません。

先生やスタッフが、できるだけ生徒さんを見ることに時間を使える環境をつくること。

私たちは、そのための道具としてシステムを活用しています。

完成ではなく、これからも「育てていくアプリ」

もちろん、現在のアプリが完成形ではありません。

実際に保護者の方に使っていただき、私たち自身も運営の中で使うことで、

「ここは、もう少し分かりやすくできる」
「この機能もあったら便利」
「この作業も自動化できるのでは?」

と、新しい課題やアイデアが次々と見つかっています。

そのたびに修正し、必要な機能を追加しながら、現在も少しずつアップデートを続けています。

いわば、教室と一緒にアプリも育てている途中です。

大育進学センターは、大きな塾ではありません。

けれど私は、それを弱みだとは考えていません。

大きくないからこそ、決められた仕組みに教室を無理に合わせるのではなく、目の前の生徒さんや保護者の方にとって「こうだったら便利なのに」という声や気づきを、できる限り形にしていくことができます。

今回の夏期講習で、その一つを実際に形にすることができました。

これからも、単に「便利だから」「新しいから」という理由だけで何かを取り入れるのではなく、

「これは生徒さんのためになるのか」
「保護者の方の負担を減らせるのか」
「スタッフが生徒さんと向き合う時間を増やせるのか」

という基準で、必要な仕組みを一つひとつ整えていきたいと思っています。

そして、保護者の方にも生徒さんにも、
「以前より使いやすくなったね」
と感じていただけるように進化させていきたいと思います。

「たくさん勉強できる」だけではない、フリーコースの成果

当塾は個別指導塾ですが、通常の時間制の授業のほかに、必要な学習時間をしっかり確保できる「フリーコース」を設けています。

夏期講習期間中でもフリーコースは、授業日数や受講時間の制限がありません。

・学習習慣とつけるために
・2学期になる前に苦手項目を克服するために
・今までの遅れを取り戻すために
・基礎固めを確実にしていくために
・2学期の先取り学習をするために

目的に応じて塾に来て、まとまった時間を使って学習に取り組むことができます。

今回の夏期講習でも、複数の生徒さんがフリーコースを選択し、学習に取り組んでいました。中には毎日4時間ほど学習した中学1年生の生徒さんもいましたよ。

ですが、私たちは、「たくさん勉強させればいい」とは考えてはいません。

その時間に何をするのか。何ができるようになるまで取り組むのか。
の方が重要です。

フリーコースの強みは、単に「授業時間が多いこと」ではなく、「一人ひとりの課題に対して、必要な学習時間を確保できること」にあります。

そして、この夏、フリーコースでしっかりと学習に取り組んだ生徒さん全員が成績を伸ばすことができました。

※フリーコースの受講には一定の条件を設けています。

6週間で偏差値が「10」上がった生徒さんも

中でも、大きな成長を見せてくれた生徒さんをご紹介しましょう。

数学が苦手で、以前はなかなか点数につながらず、本人も数学に対して自信を持てずにいました。保護者の方も、学校の授業についていけていないことを心配されていました。

こうした場合、今取り組んでいる問題の解き方だけを教えても、なかなか根本的な解決にはつながりません。

まず、
「どこから分からなくなったのか」
を確認する必要があります。

必要であれば前の学年や単元まで戻る。そして理解できたら問題を解き、間違えたらもう一度確認する。
そして、自分の力で解けるようになるまで繰り返す。

苦手を立て直すためには、この過程が欠かせません。

通常の時間制授業では、どうしても授業時間という区切りがあります。しかしフリーコースでは、時間を理由に学習を途中で切るのではなく、その生徒に必要なところまで戻り、必要な演習量を確保することができます。

この生徒さんも、この夏は数学にしっかりと時間をかけました。

その結果、夏休み期間のわずか6週間で、数学の偏差値が10点も上がりました。

もちろん、6週間通えば誰でも偏差値が10上がるわけではありません。
フリーコースを受講すれば、自動的に成績が上がるわけでもありません。

本人が塾に来て、決められた学習に取り組み、分からない問題から逃げずに解きなおしを繰り返した。その積み重ねが、今回の成績アップにつながったのです。

そして私たちが「偏差値10アップ」という数字以上にうれしく感じているのは、数学を苦手としていた本人に「自分にもできる」という感覚が生まれたことです。

「分からない」から「分かる」へ。
そして、「分かる」から「自分で解ける」へ。

この変化は、これから学習を続けていくうえで、大きな自信と原動力になると考えています。

英単語100問テストも全員合格

この夏は、英語の基礎力強化にも取り組みました。

中学生には英単語100問テストを実施。

ただ「単語を覚えましょう」と言うだけではなく、テストという明確な目標を設定し、そこに向けて学習を積み重ねました。

結果は、全員合格

英語では、単語力がその後の学習を大きく左右します。

文法を理解していても、文章の中に分からない単語が多ければ、正確に読み取ることはできません。特に英語を苦手としている生徒さんほど、単語の不足が学習を進めるうえでの大きな壁になっていることがあります。

だからこそ、この夏に、

「覚えるべきものを、きちんと覚え切る!」

という経験ができたことにも、大きな意味があったと考えています。

すでに2学期期末テストまで進んでいる生徒さんも

もちろん、全員が同じ学習をしているわけではありません。当塾は個別指導塾ですので、一人一人に合った学習に取り組んでいます。

復習が必要な生徒さんは、分からなくなったところまで戻る。
一方、基礎が定着している生徒さんは、理解度を確認しながら応用問題や先取り学習を進めます。

この夏は、すでに2学期の期末テスト範囲まで学習を終えた生徒さんもいます。

学校が始まってから初めて新しい単元を学ぶのと、一度学習した内容を学校でもう一度聞くのとでは、授業の理解度は大きく変わります。また、心の余裕も生まれます。

「分からない状態で学校の授業についていく」のではなく、
「一度勉強したことを学校でもう一度確認する」状態で2学期を迎える。

この安心感は、これから定期テストや受験に向かう生徒さんにとって大きな意味があります。

実際、本人からも、「2学期の授業が怖くない」と笑顔で言ってくれました。

時間を増やすことではなく、「できる」を増やす

フリーコースでは、授業時間を増やすこと自体を目的にはしていません。

必要な時間を確保し、

分からないところまで戻る。
理解する。
自分で解く。
繰り返す。
そして、次へ進む。

このサイクルを途中で切らずに進められることが、フリーコースの一番の強みだと考えています。

偏差値が10上がったことも、
英単語100問テストに全員が合格したことも、
2学期の学習を先取りできたことも、

決して偶然ではありません。

「必要な学習量を確保し、やるべきことを明確にして、本人がきちんと取り組む。」

とても当たり前のことですが、結局はこの積み重ねが、成績を変えていく一番確かな道だと私たちは考えています。

この夏に積み上げたものを「夏期講習で頑張った」で終わらせず、2学期の定期テスト、そしてその先の目標へつなげていきます。

この夏の経験を、次の成長へ

今年の夏期講習は、私たち大育進学センターにとって、いろいろな意味で大きな一歩となる夏でした。

・目標を大きく上回るお申し込みをいただいたこと。
・説明会を通して、保護者の方が抱えている悩みや、お子さまに対する思いを改めて知ることができたこと。
・新しい授業申込システムを導入し、これまで人の手に頼っていた部分を少しずつ改善できたこと。

さらに何より、生徒さんたちが暑い夏の間もしっかりと学習を続け、
実際に成績アップという形で成果を見せてくれたこと。

どれも、私たちにとって大きな収穫でした。

ただ、夏期講習が無事に終わったからといって、「今年は成功だった」で終わらせるつもりはありません。

今回うまくいったことは、これからも続ける。
改善できるところは、さらに改善する。
そして、思うようにいかなかったことについては、その原因を考え、次の指導に生かす。

毎年その繰り返しです。

私たちがシステムを作ったり、新しいコースを考えたり、授業の進め方を変えたりする目的は、すべて同じです。

生徒さんの「分からない」を一つずつ減らし、「できる」を一つずつ増やしていくこと。

そして、保護者の方に「ここなら安心して任せられる」と思っていただける塾であり続けることです。

・今、その子に何が必要なのか。
・どこでつまずいているのか。
・次に何をすればいいのか。

一人ひとりを見ながら考え、必要であればやり方そのものを変えていく。

小さな塾だからこそできる、そんな柔軟な教室でありたいと思っています。

夏休みは終わりましたが、生徒さんたちの学習はここからまた次の段階へ進みます。

「夏に身につけた力を、2学期の定期テストへ。
そして、その先の受験やそれぞれの目標へ。」

この夏の頑張りを一過性のものにせず、「頑張ったことが次の結果につながるところまで」しっかりと導いてまいります。

生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。

そして、大切なお子さまを私たちに託してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

大育進学センターも、生徒さんたちと一緒に、これからも少しずつ進化していきます。

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